日本のクリスマスの歴史は山口県から始まった。当時の過ごし方とは?

日本の冬の代表的なイベントと言えば、クリスマスです。

ところで日本のクリスマスの習慣はいつから始まったのでしょうか?

「うーん戦後じゃないかな」

「明治くらいかも」

と思われるかもしれませんが、意外にも歴史は古く、今から450年前の戦国時代に遡ります。

当時はキリスト教を布教する、宣教師たちが多く日本に来ており、それと一緒にクリスマスも伝わったようです。

日本のクリスマスが最初に行われたのが、山口の教会で1552年フランシスコ・ザビエルがミサを行ったのが最初と言われています。

なぜ山口かというと、その時キリスト教を指示した戦国大名=キリシタン大名が山口にいたからです。

山口市ではこれを記念して、12月の一ヶ月限定で、山口サビエル記念堂でイベントが行われるので、山口にいって行く際は行ってみてください。

余談ですが、山口ではザビエルではなくサビエルと呼んでいます。

その当時の過ごし方についてはまた後で書きますが、とても興味深いものであったといいます。

やがて江戸時代になるちキリスト教自体が禁止され、日本のクリスマスの行事を行ったという記録が歴史から消えますが、明治に入ると再びキリスト教が認められるようになり、日本のクリスマスも復活します。

この時代サンタクロースの登場により、日本のクリスマスが庶民の間に定着するようになり、過ごし方も大きく変わってきます。

日本のクリスマスの歴史における第二幕はここから始まっていくのです。

そこで今日は日本のクリスマスの大まかな歴史と戦国時代と明治以降の時代の過ごし方について『日本のクリスマスの歴史は山口県から始まった。当時の過ごし方とは?』と題して書いていこうと思います。

特に戦国時代の過ごし方やエピソードはとても興味深いのでぜひ、雑学ネタとしてとっておいてもいいかもしれません。

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日本のクリスマスの歴史、戦国時代の過ごし方

1552年山口県でミサが行われて以降、クリスマスはキリシタン大名のの領国を中心に、どんどん広がっていきました。

1560年代には京都でキリシタンが100名ほど集まり、大規模なミサが行われていたとの記録があります。

他にも戦国時代には驚くべきエピソードがあるので、それを3つほど紹介していきましょう。

  • ①クリスマス休戦1567年織田信長は京都に足利義昭を奉じて進出するため、大阪の大名松永久秀と激しく争っていましたが、なかなか勝負がつかず、手をこまねいていたところ、相手の松永久秀から、クリスマスを理由に休戦しようという申し出があり、これを了承しています。これが日本最初のクリスマス休戦でした。しかしこの休戦は互いの信仰心からではなく、政治的意図が強かったものと思われ、事実その後松永久秀は何度かクリスマス休戦を行っていますが、宣教師たちを領国から追い出すなどキリスト教には否定的でした。
  • ⓶クリスマスパーティー戦国時代は厳粛なミサも確かに行われましたが、それが終わった後はテーブルに様々な料理が並べられ、兵士だけでなく近くの農民たちも一緒に参加したという記録があります。たとえキリスト教の信仰心がなくてもこのときばかりは、たくさんのご馳走がですので、農民たちもこぞって参加したのでしょう。現代のようにシャンパンで乾杯していたかどうかはわかりませんが、恐らくそれに近いことはやっていたと思われます。
  • ③クリスマス劇ミサや料理の後は、クリスマス劇です。劇の内容は聖書に載っているものが中心で、例えばイエスキリストが生まれた時の話やアダムとイブの話などが日本人の役者により演じられ、涙を流す人や遠くからわざわざ見に来る人など様々なおり、ピーク時には2000人ほどが集まったといわれています。
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日本のクリスマスの歴史、明治時代の過ごし方

戦国時代が終わり、江戸時代になると、幕府が出した禁教令によりクリスマスはいったん資料から姿を消しますが、明治時代禁教令が解除され、サンタクロースの登場により、このころからクリスマスの習慣が少しずつ庶民の間に広がっていきます。

しかしこの広がりは日本人の中にキリスト教への信仰心が高まったからではなく、単にサンタクロースがプレゼントを運んできてくれる楽しい日であるという認識でしかありませんでした。

このころのサンタクロースは「三田九郎」と呼ばれ、戦前の小学校の教科書に、人を助ける大切さを教える教材として使われていました。

ちなみにクリスマスプレゼント習慣も明治時代が最初で、当時の1位は「歯磨き粉」であったそうです。

なぜ歯磨き粉かと言えば、ライオン社が歯磨き粉を売るために

「毎日歯を磨く子は良い子で、良い子にはサンタクロースがやってくる」

という宣伝が見事に大成功したからだとされます。

このほか1904年には初めてのクリスマスイルミネーションが1910年には不二家のクリスマスケーキがj発売されるなど現代のクリスマスの基礎ができたのがこの時期であると言えます。

まとめ

このように時代によって様々な過ごし方をしてきた日本のクリスマスですが、いつの時代も食事をして楽しく盛り上がるというのは変わらないようです。

戦国時代の宣教師たちもこのような日本人の姿を見てとても驚いたことと思います。
この部分はまさにお祭り好きな日本人らしいところであるなと思いました。

今日も読んで頂きありがとうございました。

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