土用干しを水田でやる期間はいつ?その意味とは?

毎年6月から8月になると、水田をもつ農家さんから土用干しという言葉が出てくるようになります。

いったい土用干しとは何を意味するのでしょうか?

土用干しというからには水田で何かを干すという意味でしょうが、いったい何をいつからどのくらいの期間干すのでしょうか?

そして土用といえば、土用の丑の日というのが6月から8月の期間にありますが、うなぎとどういう関係があるのかか、まさか「水田でうなぎを干す期間」という意味があるのだろうか?

考えてもいつまでたってもわからず、疑問が深まるばかりでした。

調べてみると土用干しは水田によっていつやるか、その期間というのはまちまちであり、また水田で何かを干す
というものではないことがわかりました。

そして土用干しにはもう1つの意味があったのです。水田における土用干しとは何を意味することなのか?いつからどのくらいの期間やるのか?

土用干しの持つもう1つの意味とは何なのか?いつどのような経緯で始まったのか?

今日はこのことをわかりやすく『土用干しを水田でやる期間はいつ?その意味とは?』として書いていこうと思います。

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土用干しを水田で行う期間はいつからか?水田における土用干しの意味とは?

土用干しを水田で行う場合行われるのは、土用の丑の日である7月20日から4日ほどになります。

ただしこれはすべての水田にあてはまるものではなく、田植えから35日後が7月20日ころに当たる水田のみ、その期間に土用干しをするのです。

例えばもし5月25日に田植えをしたのであれば、土用干しは7月10日ごろになります。

土用干しとは何を意味するかというと、水田の水を3から4日抜き、水田をいったん干すことで、稲の根に十分に酸素が行きわたるようにし、根っこがよく育つようにとおこなわれるものです。

田植から35日後というのはちょうど稲穂がどんどん出てきてその数が最高に達する時期であり、稲穂が出来過ぎると今度は1つ1つの稲穂に十分に太陽光があたらず、うまく育ちません。

また、根っこにしても長い間水につかっていると、やがて根が腐り稲が倒れてしまう原因になってしまいます。

そこで敢えて土壌に地割れを人工的に起こさせて固めることで、土壌に好意的な環境を作り腐敗方向に導くメタンガスの発生を抑えて、稲の根を畑型に転換させて養分が茎や葉の成長に使割れるのではなく、米を実らせるのに使われるようにしていきます。

農業用語ではこれを中干しというのですが、土用干しというようになったのは、中干しを土用の丑の日ごろにやるようになった為です。やっていることは中干しと変わりません。

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土用干しのもう1つの意味

土用干しには水田の水抜きのほかにもう1つ意味があります。

それは夏の土用の日近くに衣類を陰干しして、虫の害から守るというもので、別名「虫干し」といわれます。

干すのは衣類だけではなく、本や梅なども干します。

私たちがよく食べる梅干しは、いつ干しているかというと、この夏の時期に干しているんだそうです。

具体的にいうと梅は6月に収穫され、塩漬けにされて夏の暑い時期に土用干しされます

土用干しをすることで、梅が鮮やかな濃い色となり、果肉が柔らかくまろやかな味が出せるようになります。

また太陽の紫外線で殺菌され、余分な水が蒸発することで保存性を高める効果もあるそうです。

梅はこの工程を経ない限り、梅干しにはならないので、土用干しは必ず行わなければなりません。

まとめ

このように土用干しは普段あまり耳にはしないのですが、私たちが美味しいご飯と梅干しを食べるうえでなくてはならないものであることがわかってきました。

私たちが何気なく食べているお米も、このような農家さんの徹底して管理して育てたうえで食べることができるものであり、改めて農業の知恵の凄さを実感させられました。

今日も読んで頂きありがとうございました

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