結婚式のご祝儀、ふくさがない場合ハンカチ等で代用できる!色や柄はどんなのがいい?包み方も知りたい!

結婚式に出席する前日や結婚式当日の朝、用意したご祝儀をふくさに包もうとしたら、どこにしまったのか「ふくさが見つからない!」という経験をした事はないでしょうか?

ハンカチの様な良く使う小物と違ってふくさの様な時々しか使わない小物は、しっかり管理しておかなければと思いながらも何処にしまい込んだか分らなくなってしまう事が良くあります。

あるいは結婚式場の受付に並んでいて、ゲストの多くがふくさからご祝儀を出す姿を見て「自分もふくさでご祝儀を持ってくるべきだった!今持っているハンカチで代用できないだろうか?」などと思ったものの、包み方も分らず何よりハンカチが色柄ものなので代用しても良いのかわからない…といった経験はないでしょうか?

ふくさがない場合にハンカチで代用してもマナー違反にならないのでしょうか?

マナー違反にならないとしても、売っているふくさと違ってハンカチには色や柄もあります。慶事弔事どちらでも使うふくさですが、御祝儀袋を包む場合のふくさにはどの様な色や柄があって、ハンカチを代用しようとする場合にどの様な色柄もののハンカチを使えば良いのでしょうか?

またハンカチは言ってみれば一枚の布なので包み方も考えなければなりません。ふくさとしてハンカチを代用する場合でも、恥ずかしくない様な包み方と言うものはあるのでしょうか?

そしてせっかくスマートな包み方で御祝儀袋を包んだのですから、結婚式場の受付でスマートにご祝儀を渡すタイミングと渡し方も知っておきたいものです。

そこで今回は『結婚式のご祝儀、ふくさがない場合ハンカチ等で代用できる!色や柄はどんなのがいい?包み方も知りたい!』について紹介します。

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そもそもふくさって何?

日本がまだ平安や奈良時代だった頃、物品を「唐櫨(からびつ)」という箱に入れて運んでいました。唐櫃は贈り物を運ぶ事にも使われ、贈り物を相手に渡す時には裏返した唐櫨の蓋に贈り物を乗せて差し出し、引出物を戴く時も唐櫨の蓋にのせて受取り唐櫨に入れて持ち帰っていました。

鎌倉時代に入ると唐櫨の蓋の事を「広蓋(ひろぶた)」と呼ぶ様になり、室町時代には広蓋に関する色々な作法が確立されました。江戸時代に入ると広蓋は広く使われる様になり、漆塗りなどの装飾が施され次第に豪華なものになって行きます。

一方、漢字で「袱紗、富久紗、帛紗」と書かれるふくさは、元々汚れを防ぐために唐櫨の上に被せていた風呂敷だったものが、江戸時代の頃に日焼け防止のために裏地付きで四方に「亀房(かめふさ)」という房が付いたものに変わり、広蓋と併せて慶弔行事で金品をやり取りする時の儀礼に使われる様になったのです。

一般的には広蓋にかける亀房付の「掛け袱紗」の様に、物に被せるものを「袱紗」、袱紗より小さいふくさを「帛紗」と使い分けています。また富久紗は当て字的な意味が強いのか布の大きさに係らず使われています。

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なぜご祝儀をふくさで包むのか?

私たちが結婚式などで良く見る御祝儀袋を包む(入れる)ふくさは、袱紗や小富久紗(こぶくさ)、手袱紗(てふくさ)などと呼ばれています。

ではなぜご祝儀をふくさで包む事が礼儀なのでしょう?

一般的には御祝儀袋の水引が崩れたり汚れたりしない様にするためとされています。

しかし結婚式の受付台にはご祝儀の受渡しを行う広蓋が置かれているので、唐櫃に入れた贈答品を広蓋に入れて渡し、受取る側は広蓋で受取り唐櫃に入れ持ち帰ったという事が礼儀の由来となっていると言えます。また手は不浄なもので贈り物に直接触れると不浄なものが移ると考えられていたため、大切なお祝いの品を不浄な手で穢さず清らかな状態で送りたいという気持ちも込められています。

この「御祝儀袋に直接触れない」という事が、ご祝儀の受渡しでの大事なマナーとなります。


買った時に御祝儀袋が入っているビニールなどに入れていると、手で出す必要があるため、見苦しいだけでなくマナー違反となるのです。

ふくさの代わりにハンカチを使っても大丈夫?

ご祝儀を持って行く場合には、ふくさを使う事がベストではありますが、ふくさを探しても見つからず用意が出来ないという事もあります。

ふくさは元々は風呂敷だったので、風呂敷やハンカチで代用しても大きな問題はありません。

ただし慶事弔事両方使うふくさには、祝儀袋、不祝儀袋の形状や上包みのかぶせが違う様に、慶事に使うか弔事に使うかで変えなければいけない事がありますので、注意してください。

先ず一つ目の注意点は包み方です。包み方は次の様に包みます。

ハンカチの角の一つを上にして、ハンカチを広げます。

ハンカチの中心よりやや左側に、表向きに御祝儀袋を置きます。

向かって左側にあるハンカチの角を、御祝儀袋の渕に合せて右側に向かって折ります。

上側の角を御祝儀袋の渕に合せて下側に折ります。

下側の角を御祝儀袋の渕に合せて上側に折ります。

最後に右側の角を御祝儀袋の渕に合せて左に向かって折り、余った部分を巻きつけて行きます。

上下左右の順番を間違えると弔事用になってしまうので気をつけてください。

祝儀袋の上包みは下側が上になる「下かぶせ」で、不祝儀袋の上包みは上側が上になる「上かぶせ」と逆になる様に、ふくさの折り方も慶事用の場合は左の上下に小さく三角形ができ、弔事用の場合は右の上下に小さく三角形ができるといった様に左右の合せが逆になります。

ハンカチには上下の区別がないものも多くあるので「左右の合わせは判らないから関係ない」と思われるかも知れませんが、中のご祝儀袋の上下が変わってきてしまいますので気をつけてください。

二つ目はハンカチの色や柄です。基本的にふくさは慶事弔事によって色が違います。

  • 慶事の場合のふくさの色
    紫・赤・朱色・エンジ・オレンジ・ピンクなど赤系統(暖色系)の色
  • 弔事の場合のふくさの色
    紫・緑・紺・藍・うぐいす色・グレーなど青系統(寒色系)の色

因みに慶弔両方にある紫色は、どちらに使用しても問題ありません。
またハンカチの柄に関してはハデ目のものでも、結婚式がハレの場という事から問題はない様なので、あまり気にしなくても良いと思われます。

男性であれば赤系統のハンカチは持っていない…という人もいるかも知れません。

そんな時は白のハンカチでも大丈夫ですが、間違ってもハンカチがないからと言って青系統や緑系統、グレーや黒などを使う事はしない様にしてください。これらの色を使うくらいならそのまま持参した方が良いので、今回はムリをせず次回までに準備しておきましょう。

ふくさで包んだご祝儀の渡し方?

ふくさの説明の中で「御祝儀袋に直接触れない事がご祝儀の受渡しの大事なマナー」とお伝えしました。

本来は受付で一礼した後「おめでとうございます」などとお祝いを述べたらふくさを広げて、広げたふくさを台の代わりにして御祝儀袋が相手から正しく見える様に乗せたまま(ご祝儀袋の下側を相手側、上側を自分側にして)相手に渡します。

受付台には広蓋やその代用でトレーが置かれているので、本来はふくさに乗せたままそこに置くべきではありますが、受付係の人が慣れていないと困惑させるだけなので、ふくさに乗せて手渡しした方が良いでしょう。

また「挟みふくさ」と言われる長財布タイプのふくさを使っている場合や、受付が込み合っている場合には、ふくさから取り出し直接手に持って渡しても大きなマナー違反とはなりませんので、臨機応変に対処しましょう。

以上となります。

ふくさは元々が風呂敷だったので、ハンカチで代用しても問題ないので、結婚式まで時間がないのにふくさがない!と言った時にはハンカチや風呂敷で代用しても問題ない様です。ただし包み方や使うハンカチの色には決まりがあるので気をつけてください。

まとめ

学生であれば結婚式は両親と参加する場合が多いので、結婚式にご祝儀を持って出席するというのは、社会的に一人前になった一つの証でもあります。一人前の社会人のマナーとして御祝儀袋はふくさに包み持参し、受渡しのマナーにも気を配っては如何でしょうか?

またハンカチで代用できるとは言え、やはりふくさで包んだ方がスマートです。

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一人前の社会人としてできれば慶事用と弔事用の二つのふくさか、慶弔兼用の紫色のふくさを一つ用意しておきましょう。最近では慶弔兼用のリバーシブルタイプも売られていますので参考にしてください。

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記事公開日:2017年3月29日
最終更新日:2017年4月11日

カテゴリー:お金 家事

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