★ヒンズー教の食事のタブーとは?牛肉がダメな理由は?牛乳はどうなの?他に禁止な物はある?

日本にもいろんな国の方が観光や旅行などに訪れますよね。

さらには、2020年の東京オリンピック開催にあたり、海外の方は増えるでしょう。
そして、世界にはいろんな国がありますが、宗教もいろいろありますよね。

いろんな宗教がある中で、ヒンズー教はご存知ですか?

ヒンズー教は、インドやネパールに多数在住していますが、食事のタブーなど知ってますか?

私の場合、急に聞かれると、「牛がダメなんだっけ?」、「豚がダメなんだっけ?」と考えたりします。

実はヒンズー教は、牛を「聖なるもの」とされている理由から、牛肉を食べることはタブーとされています。

その牛肉を食べることがダメな理由は一体何でしょうか。

そして、牛肉を食べることがタブーだとしたら、牛乳も禁止されていて、牛乳はダメなんでしょうか?

また、牛肉以外にもヒンズー教で禁止とされているものはあるのでしょうか?

そんな気になるヒンズー教の食事のタブーや、牛肉がダメな理由や牛乳も禁止なのかどうかについてクローズアップ!

今回は『ヒンズー教の食事のタブーとは?牛肉がダメな理由は?牛乳はどうなの?他に禁止な物はある?』についてご紹介します。

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ヒンズー教について

ヒンズー教とは、インダス文明の時代よりインド周辺に住む人たちを中心に受け継がれてできた宗教です。

インド国内ですと8.3億人、世界では約9億人もの信者がいて、キリスト教、イスラム教に次いで、世界で3番目に多い宗教です。

ちなみに、「ヒンズー」というのは、サンスクリト語でインダス川のことを指します。

そして、ペルシャ側から見て、「インダス川の対岸に住む人」という意味があります。

それぞれの土地で信仰されていた神様を取り込んで、信者を増やしていったため、ヒンズー教がいつ成立したのかについては、様々な意見があり正確には分かっておりません。

そのため、ヒンズー教には何百万という神様たちがいます。

ヒンズー教の特徴としては、

  • ・三神一体という、3人の神「ブラフマー」、「ヴィシュヌ」、「シヴァ」が本来は1体であるとする考えを持ちます
  • ・輪廻、解脱を信じる
  • ・河川崇拝、菜食主義、聖牛崇拝の考え方があります
  • ・四柱期に代表される生活様式や、身分・職業を含むカースト制があります

このような特徴があります。

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ヒンズー教は、食に対する食物意識は?

ヒンズー教は、宗教が生活の土台となっているため、食材、食べ方(誰と一緒に食べるか)、食事を食べる時間や時期に対して非常に気を遣います。

中にはベジタリアンでない人と一緒に食事することを嫌う人もいるようです。

また、ヒンズー教では殺生を好みませんので、肉食を避ける人が多いです。

そして、穢れに対する意識が強く、他者からの唾液によって穢れが感染すると考えられ、食器は使い捨てが一番清浄であるという意識を持っています。

家で食事することを好む人が多いのは、外食の場合ですと、同じ調理器具で肉を調理した可能性があるからなんです。

ヒンズー教は、食に対するタブーが厳しい?

では、実際にヒンズー教徒が避ける食べ物はどのようなものなんでしょうか。

  • 【牛肉】ヒンズー教では、「聖牛崇拝」を掲げています。

    何故牛なのかというと、ヒンズー教の三大神の1人シヴァが乗っているのがナンディンといわれる牝牛で、この事から牛は神聖な動物とされているため牛肉を食べるのがNGなんです。

  • 【牛乳や乳製品】牛乳や乳製品は神聖な動物である牛を傷つけなくても、大丈夫という事でこれは食べてもいいとされています。
  • 【豚肉】豚肉というと、イスラム教徒が食べないものという認識かもしれませんが、ヒンズー教では、「豚」は不浄のものと扱われているので、食べません。
  • 【その他肉類】実は牛肉と豚肉以外なら、肉類を食べても大丈夫かというと、そうではありません。

    多くのヒンドゥー教徒は、肉全般を避けますが、中には肉食をする人もいますので、確認が必要です。

    その場合でも食べる対象は、鶏肉、羊肉、ヤギ肉に限定されます。

    また、肉そのものだけではなく、出汁や脂肪が入っているものも避けますので、「ブイヨン」「ゼラチン」「肉エキス」「バター(牛乳の脂肪)」「ラード(豚の脂肪)」「ヘット(牛の脂肪)」なども避けられます。

  • 【魚介類】ヒンズー教では、魚介類に関しては生の状態であっても火を通していてもどちらもダメです。

    また、出汁に鰹節を使ったりするのもタブーとされています。

    基本的に、「先祖の魂が動物の形に生まれ変わっているかもしれない」という考えがあるため、動物を殺したり、食べたりしない、ということなんです。

  • 【野菜】肉類・魚介類だけでなく、野菜の中にもタブーとされているものがあります。

    大抵のものは大丈夫ですが、「ニンニク」、「ニラ」、「ラッキョウ」、「タマネギ」、「アサツキ」の5つが五葷とされ、食べてはいけないものとされています。

    これらは臭いが強く修行の妨げになるという理由で禁忌とされています。

右手で食べるのは何故?

ヒンズー教徒は男女や利き手に関係なく、右手で食べることが義務づけられています。
食べ物は「神から与えられた物」という考え方により、”右手は清浄”、”左手は不浄”とされています。

まとめ

今回はヒンズー教の食事のタブーや牛肉がダメな理由、そして牛乳もダメなのかどうかについてご紹介しました。

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制限がない日本人からすると、厳しい宗教かと思うかもしれませんが、少しでも理解を深めれたら、お互いにもっとよい友好関係が築けるでしょう。

そして、ヒンズー教でもカーストによって、食の禁止事項が異なるため、確認するようにしましょう。

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記事公開日:2017年5月25日

カテゴリー:人間関係 言葉

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