★結婚式のご祝儀、ふくさがない場合ハンカチ等で代用できる!色や柄はどんなのがいい?包み方も知りたい!
結婚式に出席する場合、ご祝儀が必要ですよね。
そのご祝儀をそのまま結婚式に持っていくのではなく、ふくさで包むのがマナーですが、ふくさがない場合はどうしたらよいのでしょうか。
実は、ご祝儀を包むふくさがない場合、家にあるハンカチで代用できるんです。
ハンカチで代用できるとはいえ、包むハンカチの色や柄はどのようなものがよいのでしょうか。
適切な色や柄について知りたい。
また、ふくさの代用にハンカチを使う場合、どのような包み方が正しい包み方なのでしょうか。
そんな気になる結婚式のご祝儀、ふくさがない場合ハンカチで代用できることや、ハンカチの色や柄、包み方などふくさがない場合の対処法についてクローズアップ!
今回は『結婚式のご祝儀、ふくさがない場合ハンカチ等で代用できる!色や柄はどんなのがいい?包み方も知りたい!』についてご紹介します。
目次
ふくさって何?
袱紗とは、のし袋や大切な贈り物等を包む時に使う、絹製の四角い布です。
「大切なものを汚さないように」、「相手を思い、喜びや悲しみを共有する」といった思いやりの心を表しています。
袱紗は元々、貴重品が収められた箱の上に掛ける風呂敷のような物だったのですが、これがいつしか四角い絹製の布になっていき、今に至るそうです。
袱紗は、ご祝儀等のお祝い金だけでなく、お通夜等の香典を包む時にも用いられます。
ただ、袱紗であれば何でもよいというわけではなく、ご祝儀と香典では、袱紗の色や形態は違ってきますので、マナー違反にならないように注意しましょう。
結婚式のご祝儀にふくさは必要?
ふくさは前にも述べたとおり、思いやりの心を表している他、ちゃんとしたマナーとして、ご祝儀袋はふくさで包んで持っていくようにしましょう。
一般常識がないと思われるだけでなく、あそこの家庭はしつけがちゃんとしていない。マナーなど気にしない家族だと、親の恥にもなってしまう可能性があります。
本来、受付でふくさで包んだまま渡すのが、正しいマナーなのですが、最近はそんな渡し方をする人も少ないです。
そのため、受付でふくさの包を外し、ご祝儀袋を渡してあげるほうが無難でしょう。
ふくさの渡し方は、
- 1. まず左手の手のひらにふくさを置き、右手でふくさを開き、中のご祝儀を取り出します。
- 2.相手側から見て、のし書きが読めるよう、時計回りにして向きを変えます。
- 3.ふくさをたたみ、その上にご祝儀袋を置き、両手で持って、「本日は誠におめでとうございます。」と一言添えて渡しましょう。
ふくさの代わりにハンカチは代用できる?
ご祝儀を持っていく場合は、ふくさを使うことがベストですが、ふくさをどうしても用意できなかったりする場合もあるでしょう。
ふくさは元々風呂敷だったので、風呂敷やハンカチで代用しても大丈夫です。
ただし、包み方を間違えると、弔事になってしまうので注意が必要です。
ご祝儀袋をハンカチで包む場合、包み方は?
まず、ハンカチの中心より少し左側にご祝儀袋を置きます。
このとき、ご祝儀袋は表向きで構いません。
そして、左側、上、下の順番に折ります。
最後に右側を折り、余った部分はくるくると巻き付ければ完成です。
このとき、右開きになるように折りましょう。
左開きに包むと弔事になってしまうので、注意が必要です。
ちなみに弔事の香典の包み方は、慶事と逆で右側よりの場所に香典を置き、右側、上、下、左側の順番に折りたたみ、余った箇所は巻きつけるようにします。
ハンカチの色は何がよい?
慶事に使われる色は、赤、オレンジ、桃、えんじ、ローズ、金、紫などの明るい色が使われます。
反対に弔事では、紺、緑、グレー、深緑、うぐいす、紫などの寒色系が使われます。
ちなみに紫はどちらにも使える色です。
そして、ハンカチはきちんとアイロンをかけて、シワが目立たないようにしましょう。
しわしわのハンカチで包んだりしてたら、それこそちゃんとしてないと思われかねません。
まとめ
今回は結婚式のご祝儀は、ふくさがない場合、ハンカチで代用についてご紹介しました。
結婚式での祝儀袋もふくさで包んで持っていくのがマナーですが、ふくさがない場合、ハンカチでも代用はできます。
ただ、ハンカチの色や包み方は、慶事と弔事で違ってきますので、注意が必要です。
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記事公開日:2017年8月29日