認知症の初期の症状は怒りっぽい?原因と対処の仕方

「最近妙に身近なひとが怒りっぽい、または頑固になったのが原因で対応に困っている」

ということはありませんか?

この場合対応の仕方を間違えると、激昂して暴言、暴力といったことになるので注意が必要です。

普段から怒りっぽい性格ならば、対応に慣れているかもしれませんが、あまり怒った表情を見せなかっ人が、急に怒りっぽい性格になったという場合はもしかすると認知症の初期の症状かもしれません。

「えっ認知症の初期の症状って物忘れではないの?」

と思う方もいるかもしれません。

しかし認知症の症状が出る病気といっても様々なものがあり、怒りっぽいという症状の特徴にしても原因の病気によって違いますし、もちろん対応の仕方も違います。

例えば認知症の症状を引き起こす原因の病気の1つである、アルツハイマー病では初期の症状が物忘れと言われていますが、その2.3年前に怒りっぽい性格になるといった症状が出るといわれています。

そこで今日は認知症の初期の症状で怒りっぽい性格になってしまう原因と、そういった症状が初期にでる認知症の症状を伴う病気、そして対応の仕方について『認知症の初期の症状は怒りっぽい?原因と対処の仕方』と題して書いていこうと思います。

認知症はとにかく怖い病気であると思われるかもしれませんが、対応の仕方さえ気を付ければ決して怖い病気ではありません。

それでは早速、認知症で怒りっぽい性格になる原因から書いていきます。

【スポンサードリンク】

認知症で怒りっぽい性格になる2つの原因

  • ①感情の抑えが効かなくなる人間は普段から「怒り」や「悲しみ」といった感情を強く感じても、理性によってそれをある程度まで抑えることができますが、認知症によって脳の組織が壊れてくると、理性のコントロールがかいかなくなり、感情が爆発しやすくなってきます。
  • ⓶できない、わからない不安認知症になると今までできていたことが次第にできなくなっていきます。また家族や身近な友達の顔でさえもわからなくなり、人によっては自分が自分ではなくなるという、強い不安を感じるそうです。そういった不安の中で何か否定的な言葉をかけられてしまうと、その不安が怒りに変わり激昂してしまう原因となります。

認知症の中で初期の症状が怒りっぽい性格になるという病気あれこれ

  • ①アルツハイマー病アルツハイマー病は初期から人間の記憶の倉庫である、海馬の萎縮にはじまり、次第に脳全体の細胞が死んでいく病気です。記憶の障害から、数分前に起きたことを忘れてしまいます。そうすることによって自分でしてしまった貴重品などの場所を忘れてしまうことが多くなり、「無いのは○○が盗んでいったせいだ」という妄想がたびたび出てくるようになります。ちなみに○○というのは、家族や身近な人である場合が多く、

    「最近怒りっぽくなったのと同時に何か探していることが多くなった」

    という場合にはアルツハイマー病を疑ったほうが良いでしょう。

  • ⓶前頭側頭型認知症認知症と言えば物忘れですが、この病気の場合は物忘れはそんなにひどくなることはありません。その代わりに物を理解したり考えたりすることができなくなり、同じ行動を永遠と繰り替えしてみたり、突然怒りだして物を壊すといった症状があらわれます。

    最近怒りっぽくなったのもあるけれど、同じ服を着てることが多いとか、普段あんなに好きだった盆栽などの趣味に急に興味を示さなくなった場合はこの病気を疑いましょう。
  • ③レビー小体型認知症アルツハイマー型認知症が女性に多いのに対しこの病気は男性に多いのが特徴です。この病気も初期には記憶障害はほとんど見られず、代わりに強い幻視が見られます。幻視とは普通見えないものが見えてしまう症状で、それがとても鮮明に見えてしまうのがこの病気の特徴です。なので壁に向かってぶつぶつ喋っていたり、時には怒っていたりします。外から指摘したとしても、本人にはそれが見えているので聞き入れようとはしません。怒りっぽくなったと同時に独り言や、もう大人であるはずの子供をまだ小さいと誤認していたりしたら、この病気を疑いましょう。

    いずれの病気も初期の状態で医師に診てもらうことで、薬によって進行を遅らせることは可能です。

    異変に気付き次第すぐに最寄りの病院を受診しましょう。

認知症の初期の症状である怒りっぽいに対しての対応3つ

  • ①冷静になる怒って激昂している人に何を言ったとしても火に油を注ぐだけです。まずは冷静になり、何に対し怒っているのかをしっかりと見極めましょう。もしかしたら理由は思ったより単純kもしれません。また感情が落ち着いてくるころに、改めて現状を把握させることで、妙に納得し、治まってくれることもあります。
  • ⓶怒る前に話題を変える家族など長く暮らしていると、だいたいどんな話題で急に怒りだすかが徐々にわかってきます。例えば息子の家に居るにも関わらず、自分に家=生まれた家に帰りたいというおばあちゃんなら、昔の家にあったものの話や過去の子育ての話など実家を連想させる話になる前に、意図的に違う話題に変えてみましょう。

    そうすることで怒ることを未然に防ぐことができます。
  • ③距離をおく上の場合は話題が引き金になって怒りが爆発する場合の話でしたが、人がひき金になる場合があります。例えば娘の家に住んでいたおばあちゃんがたまに来る息子に対し、いきなり「泥棒が来た」などという場合があります。この場合はいったん訪問することを避けしばらく距離を置きましょう。認知症であるので、すぐに忘れるだろうと思いきやこのようなことは長いこと覚えていたりするものです。折を見ながら会う時期を決めていきましょう。

最後に

急に認知症と診断されて、戸惑ってしまうこともあるかもしれませんが、初期の症状ならメモを工夫するなどすれば、普段通り生活できる場合もあります。

くれぐれもすべてを悲観して、一人で悩まないでください。

専門医や町の地域包括センターなど様々な相談窓口があります。

そこにお気軽に相談を持ち込んで、一緒にその人のことについて考えてみませんか?

今日も読んで頂きありがとうございました。

【スポンサードリンク】
サブコンテンツ

このページの先頭へ