オリンピックの歴史年表から考える開催地について

いよいよ来月からリオ・オリンピックが開かれますね。

オリンピックというと、現代は世界最大のスポーツ大会で、開催地も毎回変わりますが、歴史をひも解くと古代のオリンピックはスポーツを競うというよりは、神様に捧げるお祭りであるとされ、宗教的な行事であったといいます。

ですから、参加する人もギリシアの人だけであり、開催地も毎回オリンピア地方でありました。

競技は現代と違い走る競技が中心であり、マラソンの発祥の元となった、マラトンなどが有名です、

またオリンピックの開催期間中はすべての人が開催地に集まりギリシア各地で行われている争いをやめなければならないという決まりがあり、人々はオリンピックの間は敵、味方関係なく楽しんだといいます。

年表を見るとこの古代オリンピックが歴史の上で初めて登場するのが、紀元前776年であり、紀元393年まで約1200年にわたって293回も開催されています。

しかしギリシアがローマ帝国によって支配されると、ローマ帝国はギリシアの宗教を認めず、年表によると1500年にわたって歴史の上でオリンピックが登場しなくなります。

そんな歴史を憂いだ人物がいました。

ピエールドグーベルタン男爵です。

彼はパリ出身でありながら、歴史の書物にあるオリンピアの祭典の記述に大変感銘を受けて、世界でこれをやるべきだと提唱し、国際オリンピック委員会現IOCを設立し、現在のオリンピックの五輪のマークを作りました。

こうしてはじめてギリシア人以外も参加した初めてのオリンピックが、1896年のアテネオリンピックです。

なおこのときに冬のオリンピックも行うことも提唱しており、年表では1924年初めて冬のオリンピックが開催されています。

これ以降開催地が毎回変わるようになります。

年表ではギリシア人のみで行われたものを古代オリンピック、1896年以降に行われたオリンピックを近代オリンピックと言って大別しています。

それではここからは年表で見る近代オリンピックの歴史のあゆみと日本の活躍、それから過去の開催地における経済効果を元に今後世界がどうなっていくかを『オリンピックの歴史年表から考える開催地について』と題して書いていきたいと思います。

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年表で見る戦前のオリンピックの歴史)1896年~1945年)

ここからは下の年表を参考にして書いていきます。

http://www.joc.or.jp/games/olympic/poster/

冒頭にも書きましたが、1896年に初めてギリシア人以外が参加する近代オリンピックが開かれました。

驚くべきことにそのオリンピックは男性のみで行われ、女性は参加できませんでした。

やがて1900年のパリ大会より、女子の参加が認められるようになります。

日本人が初めてオリンピックに参加したのは、1912年のストックホルムの大会で、男子100メートルから三島弥彦が、マラソンからは金栗四三が参加しましたが、それぞれ最下位と棄権で、世界の厚い壁を目の当たりにすることになります。

次の大会は第一次世界大戦により、中止になりましたが、1920年ベルギーのアントワープ大会で日本はテニスの熊谷一弥がシングルス、ダブルスともに銀メダルをとり、これが日本史上初のオリンピックのメダルとなりました。

そして1928年のアムステルダム大会で日本史上初の金メダルが出ます。

獲得したのは三段跳びの織田幹雄でなんと世界新記録で優勝しました。

1936年のベルリン大会では初めて聖火リレーが行われ、このときの大会組織委員長があのヒトラーだったといいますから驚きです。

これ以後1940年1944年の大会は第二次大戦勃発により中止となります。

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年表で見る戦後のオリンピックの歴史(1945年~)

1948年戦後初めてオリンピックが行われましたが、日本とドイツは戦争の責任を問われ、参加することはできませんでした。

1952年ヘルシンキ大会(フィンランド)は日本が16年ぶりにオリンピックに参加し、レスリングの石井壮八が金メダルを取る活躍を見せます。

1956年のメルボルン大会は南半球で行われた最初の大会でありました。

そして1964年アジア地域で初めて行われた大会が東京オリンピックであったのです。

このとき日本はレスリング、柔道、バレーボールなどで金メダルを獲得し、獲得数がアメリカ、ソ連に次いで3番目でありました。

これ以降はアメリカとソ連の冷戦の激化で、1980年のモスクワ大会、1984年のロサンゼルス大会とアメリカ、ソ連のボイコットはあったものの、第二次大戦着は未だオリンピックが中止になったことはありません。

オリンピックの開催地の経済効果の歴史と今後の世界の動向

オリンピックでもう1つ期待されているのが、開催地の経済効果です。

1964年の東京大会ではオリンピックのために、高速道路や新幹線が開発され、これが日本の高度経済成長の原動力になりました。

最近では2008年北京でオリンピックを開催した中国がその後目覚ましい経済発展をし、今や先進国の仲間入りをしたのです。

この流れで開催されるリオデジャネイロオリンピック、恐らくこれは世界の発展の中心がアジアから南米に移る転換点になると思います。

これを機にアジア地域に点在した日本企業が南米に多く進出する日がもしかすると来るかもしれないのです。

このような意味でもオリンピックにはすごい力があるのです。

まとめ

こおまで簡単にオリンピックの歴史と、開催地の経済効果について書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

日本でも2020年東京オリンピックが再び開催されます。

日本は既に経済発展をしているので、大きな変化はないとは思いますが、オリンピックの経済効果を最大限活用するには、できるだけ少ない費用で行いたいものです。

ちなみに2012年のロンドン大会は、史上最も費用が少なかった大会であったといいます。

私は日本もこうしたコンパクトな五輪を目指すべきと思います。

今日も読んで頂きありがとうございました。

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