療育手帳とは?障害程度で違いがあるのか。

療育手帳というのがあるのは知っていますか?

「療育手帳とは障害がある人のじゃないですか。」

はい、療育手帳とは知的障害(児)者の為の手帳です。知的障害といっても程度があるようです。
療育手帳は等級の程度で分けてあるようです。では程度とはどのような区分になるのでしょう。
区分の程度とはどのように決められているのでしょう。

療育手帳を持っていると、どの程度の優遇を受ける事が出来るのでしょう。

では今回は『療育手帳とは?障害程度で違いがあるのか。』を調べてみましたので参考にされて下さい。

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目次

療育手帳とは

療育手帳とは、知的障害(児)者が福祉サービスを利用する時に必要な手帳となります。知的障害(児)者に対して一貫した指導や相談を行うとともに、援護措置を受けやすくするためとしています。

しかし、利用できる福祉サービスも障害の程度によって異なる場合があるのです。
この手帳も地域によっては名前が異なるようで「みどりの手帳」「愛の手帳」と名前が異なります。

ほかに、療育手帳と同じ様な機能を持つ身体障害者手帳精神障害者保健福祉手帳があります。こちらの手帳は、身体障害者手帳は「身体障害者福祉法」に、精神障害者保健福祉手帳は「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」に基づいています。

これに対して、療育手帳は「知的障害者福祉法」ではなく1973年に厚生省(現厚生労働省)が出した「療育手帳制度の実施について」に基づいています。

手帳の様式は統一されてはいないようです。地域によって障害程度区分が異なるほか、申請の流れや判定期間も異なる場合があるようです。また、障害程度に変化が見込まれるために、原則2年ごと再判定が必要となります。

障害程度の区分

療育手帳の交付対象児(者)は、児童相談所や知的障害者更生相談所において知的障害と認定された方になります。

判定機関は次の通りです。

18才未満の児童 : 児童相談所
18才以上の人  : 知的障害者更生相談所

障害の区分(程度)はIQや日常生活での動作によって総合的に判断されます。
(認知区分は自治体によって異なる)

知的障害者の障害の程度(区分)

A、Bの2区分

A IQが35以下の人。又はIQが50以下で、肢体不自由などの身体障害を重複する人
B IQ35~50の人

A1~B2の4区分

B1中度の知的障害(IQ36~50)B2軽度の知的障害(IQ51~75)

A1 重度の知的障害(IQ35以下)
A2 中度の知的障害(IQ36~50)であって、3級以上の身体障害を合併している人

発達障害の程度の指標(厚生労働省の知的障害者実態調査(1975)における知的障害の程度に関する判定資料)より

5才以下
【軽度】日常会話はどうにかできる・数の理解は少し遅れている・運動機能の目立った遅れはみられない・身の周りの始末は代替出来るが不完全
【中度】言語による意思表示はいくらかできる・数の理解に乏しい・運動機能の遅れが目立つ・身の周りの始末は部分的に可能・集団遊びは困難
【重度】言葉がごく少なく意思表示は身振りなどで示す・ある程度の感情表現はできる(笑う、怒る等)・運動機能の発達の遅れが著しい・身の周りの始末はほとんど出来ない・集団遊びは出来ない

【最重度】言語不能・最小限の感情表現(快、不快等)・歩行が不能またはそれに近い・食事、衣服の着脱などは全く出来ない

6才~11才
【軽度】普通の学級における学習活動についていくことは難しい・身辺修理はだいたい出来る・比較的遠距離でも一人で通学できる
【中度】日常会話はある程度可能・数の理解が身につき始める・身辺処理は大体出来るが不完全・ゲーム遊び等の集団行動はある程度可能
【重度】言語による意思表示はある程度可能・読み書きの学習は困難である・数の理解に乏しい・身辺のものの認知や区別は出来る・身辺処理は部分的に可能・身辺な人と遊ぶことは出来るが長続きしない・ごく簡単なお手伝いは出来る

【最重度】言語は数語のみ・数はほとんど理解出来ない・食事、衣服の着脱はほとんど出来ない・身辺処理はほとんど不可能・作業能力はほとんどない

12才~17才
【軽度】小学校3~4年生程度の学力にとどまる・抽象的思考や合理的判断に欠ける・身辺処理は普通並にできる・基本的な作業訓練は可能である
【中度】小学校2~3年生程度の学力にとどまる・身辺処理は大体出来る・簡単なゲームのきまりを理解する・単純な作業に参加できる・簡単な読み書きや金銭の計画ならば出来る・適切な指導のもとでは対人関係や集団参加がある程度可能・単純作業に従事出来る
【重度】6才~11才同様

【最重度】6才~11才同様

18才以上
【軽度】小学校5~6年生程度の学力にとどまる・抽象的思考や合理的判断に乏しい・事態の変化に適応する能力は弱い・職業生活はほぼ可能
【中度】12才~17才同様
【重度】日常会話はある程度出来る・ひらがなはどうにか読み書き出来る・数量処理は困難・身辺処理は大体出来る・単純作業にある程度従事出来る

【最重度】会話は困難・文字の読み書きは出来ない・数の理解はほとんど出来ない・身辺処理はほとんど不可能・作業能力はほとんどない

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療育手帳の申請

福祉事務所(自治体の福祉担当窓口)で申請を行います。
18才未満は児童相談所、18才以上は知的障害者更生相談所が判定を担当しています。

判定は、知的障害と日常生活や社会生活における行動上の障害の両面から、総合的に行われ精神科の診断書があれば判定を受ける必要はありません。(判定・交付機関の名称や、申請の流れは地域によって異なる場合があります。)

申請の流れ

【18才未満】・本人(保護者)が、福祉事務所または児童相談所へ申請する。
・児童相談所で心理判定員・小児科医による面接・聞き取りを行う。
・判定結果に基づいて知事が手帳を交付し、結果が郵送される。
・福祉事務所で手帳を受け取り、各種サービスなどについて説明を受ける。

【18才以上】・本人(保護者)が、福祉事務所へ申請する。
・知的障害者更生相談所で、心理判定員・医師による面接・聞き取りを行う。
・判定結果に基づいて知事が手帳を交付し、結果が郵送される。
・福祉事務所で手帳を受け取り、各種サービスなどについて説明を受ける。

まとめ

いかがでしょうか。
療育手帳とは、障害を持った人が沢山の手続きをして福祉サービスを受けれるための手帳です。
障害を持つものとしてお金はとても大切です。

子供に障害があっても恥ずかしがらずに、楽しく子供と過ごすためにいろんなことをしてあげましょう。

手帳交付も住んでる自治体によって違いますので、自分の住んでる役所の福祉窓口に一度確認してみましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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