世間擦れ(ずれ)の正しい意味は? 例文と類語もご紹介!

世間擦れ(世間ずれ)の本当の正しい意味とは。

世間擦れ(世間ずれ)のという言葉どのように使っていますか?

「彼は世間擦れ(世間ずれ)している」
「彼女は世間擦れ(世間ずれ)していないよね」

という例文から類語のような表現ですが、誤った意味で使われることが増えてきているようです。

正しい意味ではどのような使い方となるのでしょうね。例文や類語からわかるでしょうか。

世間擦れ(世間ずれ)をしている人とはどのような人のことなのでしょうか? その正しい意味や例文、類語は?

そもそも「世間擦れ(世間ずれ)」=「世間とズレている、非常識」ということが正しい意味ではないようです。

世間擦れ(世間ずれ)という言葉を音だけで聞くと、世間からズレて常識から距離がある(=非常識)と思っている方もいるでしょう。

しかし、世間擦れ(世間ずれ)の意味を非常識と考えるのは実は誤りなのです。例文と類語で確認してみましょう。

今回は『世間擦れの正しい意味は? 例文と類語もご紹介!』について書いていきたいと思います。

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世間擦れ(世間ずれ)の正しい意味は?

世間ズレの意味、それは「悪賢い」

苦労や経験を重ねて物事の表裏を知った状態を表しているのです。

ポイントは、苦労の末に表も裏も知った結果「悪賢くなった」という点です。

世間擦れ(世間ずれ)の例文

世間からズレて物事を知らないのではなく、物事を知りすぎたがために裏事情にまで詳しくなってしまったというわけなのです。

「彼は世間ズレしている」という文章を「常人では考えつかないような発想を持っている」という褒め言葉として使っている場合も見受けられますが、世間ズレという言葉に裏の事情もよくわかっているという意味があることを知れば、これも誤った使い方であることが理解できます。

それでは世間ズレの「ズレ」とはいったい何なのでしょうか?

世間ズレの「ズレ」とは、すなわち磨り減るということ。

要するに新しい靴に馴染まないうちに起きる靴ずれと同じ意味です。

「ズレている」のではなく、生きてきたなかで元々の純粋さが磨り減ってきたと考えれば、時を経るに連れ「悪賢さを身につけた」という状態になったということが想像できるのではないでしょうか。

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それでは世間ズレの反対語と類語は何なのでしょうか?

実は「世間知らず」なのです。

世情に疎い、物事を知らないという意味で世間ズレを使うのは誤りです。

世間擦れ(世間ずれ)という言葉はその真逆で、物事をよく知っている(ただし裏事情にまで詳しくなりすぎた)という意味なのです。

よって、世間擦れ(世間ずれ)の反対語は「世間知らず」

表も裏も知り尽くした状態の逆にあるのは物事を知らないというわけですね。

文化庁の国語に関する世論調査では3割以上の人が世間ズレを「世の中の考えから外れている」という意味で理解しているらしいです。

特に30代以下では過半数の人が誤った認識をしているようです。

「彼は世間ズレしているから,この仕事は合わないだろう。」というような文では,発信者(送り手)と受信者(受け手)のそれぞれがたとえ別の意味で捉えていたとしても,文脈による違和感がないため,話が滞り無く進んでしまうといった場合があります。

世間擦れ(世間ずれ)の類語は?

経験を重ねて悪賢くなったさま という意味での類語は、

・悪ずれした
・世間ズレした
・世間ずれした
・悪賢くなった

世間の事情によく通じているさまという意味での類語は、

・世故に長けた
・世渡り上手の
・世慣れた
・世間ずれした
・もの慣れた

というものがありました。

この様に類語で覚えると覚えづらい意味も覚えられるようになるという場合もあるかもしれません。

何かの意味を覚えるには例文を覚えたり、類語を覚えたりすると記憶に残るという人もいますね。

まとめ

このように世間擦れ(世間ずれ)という言葉は文脈によってはお互いが誤解したままで意味が通じてしまう可能性がふんだんにあります。

今後も誤った認識が一般化していくのを防ぐためにも、状況によって置き換え表現を用いるといった工夫などを行った方が賢明なのかもしれませんね。

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