睡眠時間の理想は6時間?仕事で短い人はどうしたらいい?
私たちが生活していく上で睡眠時間は大切です。睡眠時間が短いと、仕事の時に眠くなるのはもちろんのこと、自律神経のバランスが崩れ、肥満や便秘になりますし、逆に睡眠時間が長すぎるといつぃまでも眠気が取れなかったり、やる気が起きなかったりします。
果たして睡眠時間には理想はどれくらいなのでしょうか?一般的に成人の睡眠時間の理想は6時間以上と言われますが、近年の研究で睡眠時間の理想は年齢によって異なることがわかってきました。そこで今日は年齢別の睡眠時間の理想を書いていこうと思います。
またこれを読んでいる皆さんの中には、睡眠時間が6時間以上が理想であるが、仕事が忙しくやむを得ず睡眠時間が6時間より短いので、仕事のない日に、長く寝て、普段6時間より短い分の帳尻を合わせている方もいると思いますす。
また睡眠時間が6時間より短い場合でもすっきりと起きることができ、しかも仕事の時に眠くならないためにはどうしたらよいか悩んでいる方もおられるでしょう。
そういう方たちのために、実際仕事が休みの日に長時間寝貯めをして果たして実際に普段睡眠時間が6時間より短い分の帳尻をあわせることができるのか?ということと
睡眠時間が6時間より短い場合でも眠気がなくすっきり起きることができて、翌日の仕事に差し支えない、睡眠時間が短い場合の理想も併せて『睡眠時間の理想は6時間?仕事で短い人はどうしたらいい?』と題して書いていこうと思います。
年齢別の理想の睡眠時間は何時間なのか
近年アメリカで発表された研究によると、成人の睡眠時間は一定ではなく、年齢別にやや違っていることが分かりました。
具体的には
18歳から25歳で7時間~9時間
26歳から64歳で7時間~9時間
65歳以上で 7時間~ 8時間
これを見てわかるように、成人であったとしても6時間どころか7時間くらい睡眠時間が必要なようです。
ここで重要なのはコンスタントにこれだけの時間寝る必要があるということです。
よく普段は長く眠れないからと、仕事が休みの日に「寝貯め」してまうことは、人間の本来持っている体内時計を狂わせてしまい、その日の夜に不眠になってしまったり、そのようなことが続くとうつ病の原因になったりします。
なので、もし睡眠時間の不足を補いたいのであれば、「寝貯め」ではなく、毎日の昼休憩の時に20分くらい「昼寝」をするように心がけるとよいでしょう。
仕事で睡眠時間が6時間より短い時間しか取れない場合はどうしたらいいか?
それでは仕事などで睡眠時間を短く抑えたい場合何時間が適当かを書いていきます。
人が短い時間で効果的に眠ることができる時間は4時間半とされています。
理由は睡眠のサイクルにあります。
人の睡眠は大きく分けて、レム睡眠という、浅い眠りで夢を見る睡眠と、ノンレム睡眠という深い眠りで夢を見ない睡眠に分かれているというのは聞いたことがあると思います。
このレム睡眠とノンレム睡眠は1時間半で1セットになっています。
中でもノンレム睡眠は脳をメンテナンスする貴重な時間と言われ、1時間から3時間で一番深い眠りがあり、3時間から4時間半で2番目に深い眠りが現れます。
それ以降は深い眠りはほとんどなく、浅い眠りが続きます。
3時間睡眠では2番目に深い眠りができないので、脳のメンテナンスが不十分であり、4時間半というのが推奨されているわけなのです。
次に寝る時間ですが、なるべく夜11時から翌2時に寝るようにしましょう。
この時間帯は成長ホルモンが一番出る時間であるといわれ、この時間に傷の回復や心の問題の回復を行っています。
2時以降になると、成長ホルモンの量が減ってしまうので、代謝がうまくいかず、太りやすくなったり便秘になったりします。
また起きる時間は5時半以降がようでしょう。
よく3時から4時に起きて活動している方がおられますが、あまり早く起きすぎると眠気を感じるメラトニンという物質が多く出る時間と重なり、寝起きが悪くなります。
まとめ
このように理想的な睡眠時間を書いてきましたが、やはりどうしても4時間半も無理だという方もいると思います。
そういう方であればとりあえず極論成長ホルモンが出る11時から2時だけでも寝る時間にあててみてはどうでしょうか?
現実芸能人の中には超短時間睡眠の方もおられ、長生きしています。
時間ではなく質を上げて、充実した毎日にしていきましょう。
今日も読んで頂きありがとうございました。
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記事公開日:2016年6月25日
最終更新日:2016年6月27日
カテゴリー:健康